コラム

用途別・おすすめポップアップ活用法① | 採用サイト編

採用サイトを作ったものの、「見てほしい情報がなかなか見てもらえない」と感じることはありませんか。

会社説明会やインターンシップ、エントリー受付、募集職種、社員インタビューなど、採用活動に必要な情報を掲載していても、すべてのページを見てもらえるとは限りません。

そこで考えたいのが、情報を増やすだけでなく、「今、見てほしい情報に気づいてもらう」ための工夫です。今回は、用途別のポップアップ活用法の第1回として、採用サイトでのポップアップ活用法を、具体的な例とともに紹介します。

採用サイトには「今、見てほしい情報」がある

採用サイトに掲載されている情報は、大きく分けると二つあります。

一つは、会社概要や仕事内容、福利厚生、社員紹介など、いつ訪問しても見てもらいたい情報です。

もう一つは、会社説明会やインターンシップ、採用イベント、エントリー受付など、時期によって変わる情報です。
後者は、掲載する期間が決まっていることも多いでしょう。

たとえば、9月に会社説明会を開催するのであれば、
「8月から9月にかけてその情報を掲載する」
「説明会が終わったら、次のイベントやエントリー受付の案内に切り替える」
採用活動では、このような情報の入れ替えが頻繁に発生します。

ところが、こうした情報を採用ページの中だけで案内していると、「掲載しているのに気づいてもらえない」ということがあります。採用ページを最初から最後まで読んでもらえるとは限らないからです。採用サイトの改善というと、新しいコンテンツを追加することに目が向きがちです。

しかし、すでに掲載している情報を「どうすれば見つけてもらえるか」という視点も大切です。
ポップアップは、こうした「情報はあるのに、見てもらえていない」という状態に対して使える方法の一つです。

採用サイトでおすすめのポップアップ活用法4選

1.会社説明会や採用イベントを案内する

採用サイトで特に使いやすいのが、会社説明会や会社見学会、インターンシップなどの案内です。
こうした情報は開催期間が決まっているため、今見てほしい情報としてポップアップで案内しやすいテーマです。

たとえば、
「夏季インターンシップの参加者を募集しています」
「9月開催・会社説明会の参加受付中」
といった案内を表示し、詳細ページや申込ページへ案内します。
ポップアップには、開催日時や会場、参加条件などをすべて書く必要はありません。

まずは「イベントを開催している」と知ってもらい、詳しい情報はリンク先で確認してもらう形にすると、すっきりまとまります。

2.エントリー受付中であることを伝える

新卒採用や中途採用のエントリー受付を開始したときも、ポップアップを活用できます。

「2027年度新卒採用 エントリー受付中」「中途採用のエントリーを受け付けています」など、現在応募できることを分かりやすく伝え、募集要項やエントリーフォームへ案内します。

採用サイトを訪れた人の中には、「この会社に興味はあるけれど、今応募できるのか分からない」という人もいます。
受付中であることを分かりやすく知らせるだけでも、次の行動につながるきっかけになります。

3.社員インタビューなど、会社や仕事を知る情報を案内する

ポップアップは、エントリーを促すためだけに使うものではありません。

仕事内容や募集条件を確認している人に、社員インタビューや1日の仕事の流れ、仕事紹介などを案内する方法もあります。
「実際に働く社員の声を紹介しています」というメッセージから、社員インタビューのページへ案内します。

仕事内容を見ている人に関連するコンテンツを紹介することで、会社や仕事について、さらに理解を深めてもらうことができます。

応募を急かすのではなく、採用サイト内の情報を順番に見てもらうための入口として使う方法です。

4.募集職種や求人情報への入口をつくる

採用サイトを訪れた人が、必ずしもトップページから順番に情報を見るとは限りません。検索エンジンなどから社員インタビューのページへ直接アクセスする人もいれば、会社概要だけを見て離れる人もいます。

そうしたページに「現在募集中の職種はこちら」と案内を出しておけば、採用情報を探している人が募集ページへ移動するきっかけをつくれます。サイト内の情報を一から探してもらうのではなく、次に見てほしいページへの入口を用意するイメージです。

ポップアップに載せる情報は「一つ」に絞る

採用サイトでポップアップを使う場合、あれもこれも伝えようとしないことも大切です。
会社説明会、インターンシップ、エントリー、中途採用、社員インタビューなど、採用サイトには案内したい情報がいくつもあります。しかし、それらを一つのポップアップにまとめると、何を伝えたいのか分かりにくくなります。

「2027年度新卒採用 エントリー受付中」
「詳しい日程・応募方法はこちら」

という程度でも、内容は十分伝わります。詳しい説明はリンク先の採用ページに任せ、ポップアップでは「何のお知らせなのか」「どこを見ればよいのか」を伝える。このくらいシンプルに考えたほうが、訪問者にも分かりやすくなります。

「何を表示するか」は3つの視点で考える

採用サイトでポップアップを活用するときは、案内したい情報の中から優先順位を決めることも大切です。

①期間が決まっている情報か
会社説明会、インターンシップ、採用イベントなど、開催期間や受付期間が決まっている情報は優先しやすいテーマです。「今、見てほしい情報なのか」という視点で考えてみましょう。

②今見ているページと関係があるか
どのページでも同じ情報を表示するより、閲覧中のページと関連する情報を案内したほうが自然です。
仕事内容を見ている人に募集職種を案内する、社員インタビューを読んでいる人に仕事紹介を案内する、といった使い方が考えられます。

③次に見てほしいページが明確か
ポップアップを見た後に、どこへ進めばよいのか分からない状態では、せっかくの案内も活かしにくくなります。
「詳細はこちら」「募集要項を見る」「エントリーはこちら」など、次のページへの入口を分かりやすくしておきましょう。

採用サイトでポップアップを使うときの注意点

ポップアップは、表示すればよいわけではありません。訪問するたびに大きな案内が表示されたり、閲覧中のページと関係のない情報が出てきたりすると、かえって見づらく感じられることがあります。

特に注意したいのが、終了した情報を表示し続けないことです。会社説明会やインターンシップには開催時期があります。イベントが終了した後も告知が表示されていれば、訪問者を混乱させる原因になります。採用活動のスケジュールに合わせて掲載内容を確認し、必要に応じて次の情報へ切り替えましょう。

また、ポップアップだけで情報を完結させようとしないこともポイントです。ポップアップはあくまで情報への入口。詳しい内容は採用ページや募集要項などに任せることで、訪問者も必要な情報を探しやすくなります。

採用サイトは「情報を載せる」だけでなく「気づいてもらう」ことも大切

採用サイトでは、仕事内容を詳しく書く、社員紹介を充実させる、福利厚生を分かりやすくするなど、掲載する情報そのものに目が向きがちです。もちろん、コンテンツを充実させることは大切です。ただ、それと同じくらい、「今、伝えたい情報に気づいてもらえるか」も考えておきたいところです。

「会社説明会の情報を載せているのに知られていない」
「エントリーを受け付けているのに、受付中だと気づかれていない」
「社員インタビューを用意したのに、そこまでたどり着いてもらえない」

こうした場合には、情報を追加するだけでなく、既存の情報への入口をつくる方法もあります。ポップアップは、採用サイトの中で特に見てほしい情報を目立たせ、関連するページへ案内する手段の一つです。

まとめ

採用サイトでは、会社説明会やインターンシップ、エントリー受付など、時期によって「今、見てほしい情報」が変わります。ポップアップを活用すると、こうした情報を目立たせ、詳しい内容が掲載されたページへ案内できます。

活用するときは、
・今、見てほしい情報を優先する
・ポップアップに載せる内容を一つに絞る
・閲覧中のページと関連する情報を案内する
・詳しい説明はリンク先のページに任せる
・終了した情報を表示し続けない
といった点を意識するとよいでしょう。

採用サイトの改善では、「どんな情報を掲載するか」だけでなく、「掲載した情報にどう気づいてもらうか」も考えてみてください。

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