ホームページは、企業のサービスや強みを伝える重要な営業ツールです。キャンペーン情報やお知らせ、採用情報など、訪問者に伝えたい情報をすべてトップページだけで伝えようとしていないでしょうか。
実際には、検索エンジンやSNSなどから個別ページへ直接アクセスするユーザーも多く、必ずしもトップページを経由するとは限りません。そのため、トップページだけに情報を掲載していては、本当に伝えたい情報が届かないケースも少なくありません。
これからのホームページ運用は、「どこに掲載するか」だけでなく、「必要な情報を、必要な人へ、適切なタイミングで届ける」ことが重要です。
この記事では、トップページに頼りすぎない情報発信の考え方と、ホームページ全体を活用した効果的な情報の届け方について解説します。
トップページだけでは重要な情報が伝わりにくい3つの理由
1.伝えられる情報量に限界がある
トップページは、企業の顔となるページです。会社案内、サービス紹介、採用情報、お知らせなど、様々な情報を掲載するため、限られたスペースに情報が集中します。
そのため、本当に見てもらいたいキャンペーンや資料ダウンロード、重要なお知らせなどが他の情報に埋もれてしまいがちです。
特にBtoBサイトでは、掲載したい情報が増えやすいため、トップページだけに頼るのではなく、情報ごとに適切な見せ方を考えることが重要です。
2. ユーザーはホームページを隅々まで読まない
ホームページを訪れたユーザーの多くは、自分が知りたい情報を短時間で探しています。
知りたい情報が見つからなければ、ページを最後までスクロールせずに離脱することも珍しくありません。
「ホームページに掲載したから見てもらえる」と考えるのではなく、ユーザーの閲覧行動を踏まえ、目に留まりやすい見せ方を考える必要があります。
3. 更新しても気付かれないことが多い
新着情報を更新しても、トップページの目立たない場所に配置されている場合は、気付かれないことがあります。
特にスマートフォンでは一度に表示できる範囲が限られるため、スクロールしなければ見えない情報は閲覧されにくい傾向があります。
重要なのは、情報を更新するだけでなく、「いつ」「どこで」「どのように見せるか」まで設計することです。掲載場所や表示方法まで工夫することが成果につながる情報発信の第一歩です。
成果につながる情報発信は「導線設計」がポイント
ホームページの目的は、情報を掲載することではありません。資料請求やお問い合わせ、採用応募など、ユーザーに次の行動を起こしてもらうことが重要です。
そのためには、ユーザーが迷わず目的のページに進むための「導線設計」が欠かせません。
例えば、サービスページを閲覧している人には資料ダウンロードを案内、料金ページを見ている人にはお問い合わせを案内するなど、閲覧状況に合わせて情報を届けることで、次の行動につながりやすくなります。
導線設計のチェックリスト
- 新着情報を更新しても閲覧数が伸びない
- キャンペーンページへのアクセスが少ない
- 資料ダウンロード数が増えない
- お問い合わせが思うように増えない
- 採用ページへの流入が少ない
複数当てはまる場合は、情報量ではなく「届け方」や「導線設計」を見直すことで改善できる可能性があります。
情報を届ける方法を比較してみよう
ホームページで情報を届ける方法は一つではありません。それぞれに得意な役割があるため、伝えたい内容や目的に応じて使い分けることが大切です。
| 方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| バナー | 目立たせやすい | 他の情報に埋もれやすい |
| 新着情報 | 更新しやすい | 見られないことが多い |
| ブログ | SEO効果が期待できる | 即時性が低い |
| SNS | 拡散力がある | ホームページ訪問者全員には届かない |
| ポップアップ | 必要な人へ確実に伝えやすい | 運用方法を誤ると離脱につながる |
バナー
視覚的に目立たせやすく、キャンペーンや特集ページへの誘導に適しています。
一方で、掲載場所によっては他のコンテンツに埋もれてしまい、見過ごされてしまうこともあります。
新着情報
更新が簡単で、多くの企業が採用している情報発信方法です。
ただし、ユーザーが新着一覧までスクロールしなければ気づかれにくく、
重要なお知らせでも見逃される可能性があります。
ブログ
SEO対策として有効で、検索経由で新しいユーザーを獲得できます。
一方で、検索結果に反映されるまで時間がかかるため、
今すぐ伝えたいキャンペーンや重要なお知らせには向いていません。
SNS
最新情報を発信する手段として有効で、フォロワーへの情報共有に適しています。
ただし、全ユーザーがSNSを利用しているとは限らず、
フォロワー以外には届きにくいデメリットがあります。
ポップアップ
ユーザーがページを開いたタイミングや、一定時間経過後など、
適切なタイミングで情報を表示できます。
見逃されやすい情報を目立たせることができるため、
導線設計改善やCV改善にも活用されています。
ポップアップが効果を発揮しやすいケース
ポップアップは、すべての情報を表示するためのものではありません。
「今、知ってほしい情報」を適切なタイミングで伝えることで、効果を発揮します。
キャンペーン
期間限定のキャンペーンは、見逃されることによる機会損失が大きくなります。
関連するページでポップアップを表示することで、キャンペーンが認知されやすくなります。
資料ダウンロード
サービス内容を閲覧しているユーザーは、さらに詳しい情報を求めている可能性があります。
そのタイミングでホワイトペーパーや会社案内を案内することで、自然な流れで資料請求につなげられます。
お問い合わせ
料金ページやサービス紹介ページを閲覧している人は、比較・検討段階にいることが多くあります。
問い合わせ窓口を案内することで、次の行動を後押しできます。
採用情報
求職者は採用ページだけでなく、会社概要や事業内容なども閲覧しています。
企業理解が深まったタイミングで採用情報を案内することで、応募のきっかけをつくることができます。
展示会・セミナー
開催日が決まっているイベントは、短期間で広く知らせる必要があります。
イベント案内は開催期間中だけ表示し、終了後は非表示にすることで、タイムリーな情報発信ができます。
重要なお知らせ
新サービスの開始や価格改定、営業時間の変更など、企業から確実に伝えたい情報にも有効です。
ホームページを訪れたユーザーへ、必要なタイミングで自然に案内できます。
ポップアップ運用で失敗しない5つのポイント
ポップアップは便利な反面、使い方を誤ると閲覧者にストレスを与え、離脱の原因になることもあります。次のポイントを意識して運用しましょう。
1. 表示する情報を厳選する
ポップアップは、本当に伝えたい情報だけを表示することが重要です。
期間限定のキャンペーンや資料ダウンロード、展示会のお知らせなど、
「今、見てもらいたい情報」に絞って活用することで、閲覧者にも受け入れられやすくなります。
2. 表示頻度を調整する
毎回同じポップアップが表示されると、煩わしく感じることがあります。
一度閉じたユーザーには一定期間表示しない設定を活用すると、快適な閲覧環境を維持できます。
3. 閉じやすいデザインにする
閉じるボタンは分かりやすい位置に配置し、閲覧者がすぐに閉じられるようにしましょう。
情報を伝えることと、快適に閲覧できることの両立が大切です。
4. スマートフォンでも見やすくする
スマートフォンでの閲覧を前提に、画面全体を覆わないサイズや押しやすいボタン配置を心掛けましょう。
モバイルでも快適に利用できるデザインが、ユーザー体験の向上につながります。
5. ユーザー目線を忘れない
企業が伝えたい情報だけを優先すると、ポップアップは広告のように受け取られてしまいます。
「ユーザーにとって役立つ情報か」という視点で内容を選ぶことが、成果につながる運用のポイントです。
ポップアップ導入前によくある課題
「ポップアップの効果は理解できたけど、実際に導入・運用するとなると不安を感じる」
という企業は少なくありません。
例えば、次のような悩みを耳にします。
- HTMLやJavaScriptの知識が必要そう
- デザインを変更するたびに制作会社へ依頼しなければならない
- キャンペーン終了後の差し替え作業に手間がかかる
- WordPressで簡単に導入できる方法が分からない
- 自社で更新・運用したい
情報は、一度発信して終わりではありません。
継続して発信できることが成果につながるため、運用しやすい仕組みを選ぶことも重要です。
まとめ
ホームページに情報を掲載するだけでは、十分な成果につながりません。
トップページには掲載できる情報量に限りがあり、更新しても気付かれないことは珍しくありません。
そのため、「何を掲載するか」と同じくらい、「どう届けるか」という視点が重要です。
バナーやブログ、SNSなどにはそれぞれ役割がありますが、
期間限定キャンペーンや重要なお知らせなど、「確実に見てもらいたい情報」には、
ポップアップも有効な手段の一つです。
まずは、自社のホームページで「本当に見てもらいたい情報が、必要な人へ届いているか」を
見直してみてはいかがでしょうか。
ホームページの情報発信を見直したい方へ
「重要なお知らせが見られない」「キャンペーンの反応が少ない」「資料請求やお問い合わせを増やしたい」
と感じている場合は、情報の届け方を見直すことで改善できる可能性があります。
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